すべての発明家にコーヒーを


僕たちの生活はひらめきに満ちている。
仕事のこと、家のこと、あるいは自分自身の悩みや困難を、自らのアイディアによって乗り越える私たちは、誰もが発明家であるとWhoimは考えます。

歴史に残る発明は、私たちの生活を大きく変えましたが、日常で生まれた、その人ならではの課題を解決する個人的な発明もまた、ひとりの人生をより豊かに彩ってくれます。

Our Mission & Concept

「コーヒーを通じてすべての発明家にひらめきの体験を与える」


コーヒーを相棒にして、自分に向き合うことのできる静かな時間を作って欲しい。
豆を挽き、お湯を注ぎ、コーヒーを自分で淹れて飲む。そんなひと時が、あなたに良いひらめきをもたらすと信じています。

あなたに良いひらめきが訪れた時、隣にあるのはWhoimのコーヒーであって欲しい。
そんな願いを込めたコーヒーです。

コーヒーを飲むという儀式

コーヒーを仕事にしたいと思ったのは、高校生の時でした。あるコーヒーショップとの出会いがきっかけです。

秋の暮れ、その日は特に寒い日でした。多感な時期で悩みが多かった僕は、なんだかさみしい気持ちとあまりの寒さに耐えられず、偶然目にとまったコーヒーショップへ逃げ込むように入りました。

その小さなお店は、店主との距離も近く、周りは大人だらけ。高校生の僕には場違いに感じるような静かさで、ちょっとした緊張感のある空間でした。

何をするでもなくぼんやりとコーヒーを飲んでいると、すこし集中して自分と向き合う時間ができました。将来のこと、自分と周りの人の違うこと、自分の好きなこと、嫌いなこと。

すると、頭のなかに張り詰めていたじれったいものがすっとほぐれて、静かな気持ちで考え事に耽ることができました。

それからは、考え事や悩みがあれば家でコーヒーを飲みました。

コーヒーそのものの味を求めているというよりは、「家でコーヒーを淹れて、飲んで、向き合う」という儀式が大事なのです。普段生活している環境のなかで、面倒な問題を目の前に置いて、向き合ってみるには、いつもと違った何か口実のようなものが必要な気がします。

私は思春期という悩み多き時期を、コーヒーを相棒にして自分に向き合い、気づき、そして悩みを解決して乗り越えてきました。
思春期を終えても悩むことはあるし、一度立ち止まってぼーっとする時間というのは誰でも必要だと思います。なにより悩むということは、ーーー

いつか自分はどんな仕事をしたいかと考えた時、コーヒーを通じて他の人にもそんな素晴らしい体験を届けたいと思いました。その体験は「発見、ひらめきの喜び。

人生の価値ある目標達成のための方法や自分自身に対する新しい理解が突然見つかる喜び。それは誰もが体験できる。

すべての人は発明家である。

これは多くのコーヒーショップを立ち上げたいと考える人たちとは少し違った入り口かもしれませんが、そんな思いで始めるのがWhoim COFFEEです。